DRAGON BALL 3.6
3.6/5
作品評価  4.5
4.5/5
作品認知度 5.0
5/5

メディア:漫画→マルチメディア展開 

原作: 鳥山明

アニメ制作: 東映アニメーション

初回放送日: 1986年2月26日

ジャンル: 冒険、バトル

【ストーリー】 

 7つ集めると神龍(シェンロン)が現れ、どんな願いでも一つだけ叶えてくれるというドラゴンボール。

 地球の人里離れた山奥に住む尻尾の生えた少年・孫悟空はある日、西の都からやって来た少女ブルマと出会う。

 そこで、育ての親である孫悟飯の形見として大切に持っていた球がドラゴンボールの一つ「四星球(スーシンチュウ)」であることを知り、ブルマと共に残りのドラゴンボールを探す旅に出る物語。

コス人気度
人気度 55%
コス容易度
容易度 90%
コス映え度
映え度 55%

Character

キャラクター名

孫 悟空(そんごくう)

性 別

 男

声 優

特 徴

 この物語の主人公。
 作中では一時期彼の長男である孫悟飯が主人公を務めたこともあるが、全体を通しての主人公は基本的に悟空である。

 「孫」が名字で「悟空」が名前。育ての親である孫悟飯によって付けられた。

 悟空は、惑星ベジータ生まれの戦闘民族サイヤ人であり、サイヤ人としての本名は「カカロット」である。名前の由来は人参(キャロット)。

 「人類を絶滅させる」という命令を受けた上で生まれてすぐに宇宙船で単身地球へ送り込まれる。

キャラクター名

人造人間18号

性 別

 女

声 優

特 徴

 レッドリボン軍の生き残りの天才科学者であるドクター・ゲロが、孫悟空を殺害する目的で人間の女性をベースに改造した人造人間(サイボーグ)。
 
 同じくゲロによって改造された人造人間17号を双子の弟に持つ。17号よりはパワーで多少劣るが、それでも超サイヤ人を凌駕する実力を保持。

キャラクター名

 フリーザ

性 別

 性別不詳

声 優

特 徴

 宇宙最強の存在として登場した「宇宙の帝王」と恐れられている宇宙人。

 ナメック星編における物語の中心人物となる大悪人である。

 数多くの部下を従えて環境の良い惑星の生命体を絶滅させ、自らのコレクションとしたり他の異星人に売り飛ばす星の地上げ行為などの悪事を行っていた。

 破壊し尽くした星を除いても支配している惑星は数百を越えるとも。

 丁寧な口調と裏腹に残酷な行為を躊躇なく行う。

総合評価 3.6
3.6/5

 本作について説明するのは野暮でしょうか。

 ドラゴンボールを知らない人はいないと断言できるほど、日本の漫画、アニメ界の頂点に君臨し続けている作品です。

 2015年から新作アニメ『ドラゴンボール超』が放送されるなど近年でもその勢いは衰えず時代世代を超えて支持され、劇場版最新作『ドラゴンボール超 ブロリー』は、アメリカで公開初日に興行収入700万ドルを記録し、「全米初登場1位」を達成しました。

 全世界の累計興行収入では(2020年1月時点)135億円を突破するなど世界からも愛され、支持されている本作。

 フリーザを前に、怒りにより超サイヤ人に変身した悟空を週間少年ジャンプでリアルタイムで読むことが出来なかった世代は多分、人生の1割程度損してると思います。いや、マジで。
 ゆるめのギャグベースの漫画から突如として悟空が宇宙人であることが判明し、ガチの戦闘活劇に変貌してからの本作の成功は、その後の漫画・アニメシーンに多大な影響を及ぼしました。

 そんなドラゴンボールではありますが、流石に現在ではコスしているレイヤーの方は特段多い印象はありません。

 が、コミックマーケットなどの大きなイベントでは必ずと言って良いほどドラゴンボールのキャラコスを見かけます。

 コスプレ界でも長年の固定ファンが確かに定着している、まさにコスプレ界の由緒ある老舗のような存在になっていますよね。

 作品の歴史の長さから衣装の流通量は断トツ。

 衣装の意匠も特徴的ではあるもののシンプルな部類であり、知名度と流通量からでしょうか、値段も安価なものが多いのも特徴です。
 コスの難易度は低いといって良く、始めやすさの観点では申し分ないでしょう。

 誰もが知っている作品ですから、注目されやすい点も良点です。

 ただ、超サイヤ人の特徴である金色に輝く逆立った髪型を表現することは案外難しく、市販のウィッグだとどうしてもイメージにそぐわない違和感が残ってしまいがち。
 地毛で挑戦しようにも毛量が足りなすぎて作品通り表現するのは厳しかったりします。

 しかし写真加工によりこの問題は解決します。
 ドラゴンボールはキャラ達が放つ技にも特徴があるので、それらを写真加工で表現することでクオリティも高く”映える”ことうけあいです。

 あまりにも歴史ある偉大な作品であることから表現については既に消費され尽くしている点、そして現在のコスの題材としてはどうしても「ネタ枠」感が拭えない点などから、総合評価としては3.6点となります。

この記事は、クリエイティブ・コモンズ・表示・継承ライセンス3.0のもとで公表されたウィキペディアの項目「ドラゴンボール」を素材として二次利用しています。