テニスの王子様 3.5
3.5/5
作品評価  4.0
4/5
作品認知度 4.0
4/5

メディア:漫画→マルチメディア展開 

原作: 許斐剛

アニメ制作: トランス・アーツ

初回放送日: 2001年10月10日

ジャンル: 学園スポーツ

【ストーリー】 

 テニスの名門校である青春学園中等部に入学してきた主人公の少年越前リョ-マ。

 彼は、アメリカ各州のテニスJr大会で4連続優勝の経歴(けいれき)を持つ天才テニスプレーヤーである。

 テニス部入部早々、そのクールで生意気な態度(たいど)を誤解され、先輩達から試合を挑まれるはめになるも圧倒的力の差で先輩達をねじ伏せてしまう。

 しかし、テニス名門校という肩書きを持つ青春学園レギュラー陣の実力は相当なもので、特に部長を務める手塚国光(てづかくにみつ)の実力は中学テニス界では知らない人がいないほど有名であった。そして彼はその後のリョーマのテニス人生に大きな影響を与えることとなる。
 
 一筋縄ではいかないレギュラー陣との掛け合いとせめぎ合い、他中学校のライバル達との闘いや、リョーマ自身の成長を描いていく現代版青春スポ根物語。

コス人気度
人気度 70%
コス容易度
容易度 85%
コス映え度
映え度 50%

Character

キャラクター名

 越前 リョーマ

性 別

 男

声 優

特 徴

 「まだまだだね」という口癖が非常に特徴的。

 日本人だが出身はアメリカで、アメリカのジュニア大会4連続優勝を経て日本に帰国している。

 その実力は相当なもので、1年ルーキーにしてテニス名門校の青学のレギュラーとして一躍注目される。

 目つきが鋭く、物事をストレートに言うため、生意気に見られがちなタイプ。一見クールで冷たくも見えるが、内面には熱い部分を持っている。

 また、リョーマのずば抜けたテニスセンスは、「サムライ南次郎」と呼ばれた父親との毎日の試合による賜物である。
 

キャラクター名

 手塚 国光(てづかくにみつ)

性 別

 男

声 優

特 徴

 中学テニス界でその名を知らない人はおらず、高校生テニス界でも一目置かれているほどの全国区の実力者の青年。

 口癖は「油断せずに行こう」で、冷静な反面、テニスに関してはかなり熱い性格の持ち主。

 努力を惜しまず妥協を許さない真面目な部長で、規律を乱した者には容赦なくグラウンドを走らせる。

キャラクター名

 白石 蔵ノ介(しらいしくらのすけ)

性 別

 男

声 優

特 徴

 色素の薄い髪色(原作では白髪、アニメではミルクティーベージュ)が特徴。

 恐るべき冷静さと集中力、部長としての責任感と勝利への執念を内に秘め、2年生の夏大会時には既にS1で部長だった実力の持ち主。

 包帯を巻いた左腕を「毒手」と称して我侭でやんちゃな金太郎を諌めているが、実際は中学1年の時に渡邊から授けられた純金製のガントレットが仕込まれている。

 作者曰く、テニプリ一の男前。

 口癖は「んんーっ、絶頂(エクスタシー)!」。

総合評価 3.5
3.5/5

 
 テニスの王子様は作品名にある通り、登場人物がプリンスのようなイケメンが勢揃いしていることから、女性ファンが多いことで有名です。

 モチーフが現実世界であること、そしてイケメンのオンパレードである要素とリアルとの親和性は高く、2次元枠をを飛び越えてミュージカルテニスの王子様(2.5次元)が上演されたことも女性ファンの獲得に、より拍車を掛けました。

 コスにおいて、舞台上の役者が演じている姿は大変参考になります。
 テニスが主題という身近なテーマを扱っていることもあり、事前のイメージに沿ったコスが比較的容易にできるでしょう。

 衣装よりもレイヤーは文字通りイケメンの再現に注力し、その再現度にコスの出来の大半が左右されてしまう、考えようによっては少し怖い作品でもあります。

 歴史ある作品であることから衣装の流通量は多く、良質な衣装でも値段は安価なものが散見されます。

 普段着の流用も現実的で、シチュエーションが許せばなんの違和感もありません。

 学園スポーツというジャンルはメイン衣装が制服やユニフォームになることが多く、同学園やライバル校に登場するキャラを集めて撮影する”併せ”が特にハマりやすく、昔を思い出しながら皆でわいわいするだけでも本当に楽しいですよね。

 難点があるとすれば、同じ学園のキャラであれば衣装のテイストも同じであり、キャラに個性はあれどその方向はイケメンでほぼ統一されていることから、あなたならではの個性を表現することが難しい点でしょうか。

 ただ当たり前ですが、この作品のキャラを愛し、そのキャラになりたい!という願望の前にはなんの問題にもなりません。

 20年近い歴史があるこの作品。
 総合評価としては星3.5となりますが、同作品のキャラで併せを行うことで、映え度、何より楽しさは何倍にも跳ね上がるのです。

この記事は、クリエイティブ・コモンズ・表示・継承ライセンス3.0のもとで公表されたウィキペディアの項目「テニスの王子様」を素材として二次利用しています。